引退の田中順也が「当時すさまじかった」と挙げた元J助っ人の存在 「アンドレスもすごいけど…」
6日に引退記者会見でこれまでのプレーを振り返る
J3のFC岐阜の元日本代表FW田中順也が12月6日、自身の引退記者会見を実施。これまでのプレーを振り返り“ベストパートナー”についても明かしている。
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現在36歳の田中は順天堂大時代の2009年に柏レイソルでプロデビュー。翌10年に正式に加入し、J2で24試合6ゴールを挙げた。さらにJ1復帰を果たした11年にはリーグ30試合13ゴールで史上初の昇格初年度のリーグ優勝に貢献。14年途中からポルトガルのスポルティング、16年に柏へ復帰し、17年からヴィッセル神戸、22年から岐阜でプレーし、23年シーズン限りでの現役引退を発表した。
12月6日に引退記者会見で田中は、現役生活で「印象に残ったプレー」を聞かれ「僕のゴールで一番有名なのは(アンドレス・)イニエスタとパス交換したのが印象的。そこにいた古橋(亨梧)もアシストしてくれた。トップ下でカウンターに参加して点を取ることだったので理想的だった」と、2019年8月23日、J1リーグ第24節サガン鳥栖戦で決めた一撃を挙げる。
自陣左サイドで中央からの浮き球パスを受けたイニエスタが、田中へワンタッチパス。田中の頭でのリターンに、華麗なダイレクトボレーで50メートル超のロングパスが古橋に届き、最後は切り返した古橋のパスを受けた田中がネットを揺らした。
また、「最も合っていたと感じた選手」と聞かれて「僕の一緒にやってきた仲間たちが偉大過ぎて一番は決めづらいけど、レアンドロ・ドミンゲスはあの当時すさまじかった」と、柏時代に共闘したレアンドロ・ドミンゲスの名前を挙げる。「レアンドロに引っ張られて自分が活躍できた印象がある。もちろんアンドレスもすごいけど、あの当時のレアンドロ・ドミンゲスよりすごい人はなかなかいないと感じている」と懐かしんだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)