清水、選手および近親者への誹謗中傷投稿に声明 「極めて悪質で看過することはできない」
警察署や弁護士への相談を視野
清水エスパルスは12月6日、所属選手および近親者へのSNSアカウントへ誹謗中傷のメッセージがあり、悪質な投稿に関しては所轄警察署、弁護士への相談のうえ、法的措置を含めた適切な対応を取ると公式サイトで発表した。
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清水は12月2日に行われた3位・東京ヴェルディとのJ1昇格プレーオフ決勝戦で1-0とリードして迎えた後半アディショナルタイム、相手FW染野唯月を止めようとしたDF高橋祐治のスライディングがPK判定となり、同点ゴールを許して1-1の引き分けに終わり、J1昇格を逃す形となった。
高橋は12月5日、自身のインスタグラムで「一年間応援ありがとうございました。まだ整理がついていない状況です。今も最後の最後になぜあのプレーを選択したのか悔やんでも悔やみきれません。まだ切り替えるには時間がかかりますが、少しずつ来年に向けて切り替えていければと思います」と胸中を吐露。また、注釈付きで「誹謗中傷ですが僕に送ってもらう分は大丈夫ですし、理解しております。ただ妻のSNSに送るのはだけはやめていただきたいです。よろしくお願いします」と、家族へ矛先を向けることはやめてほしいと呼びかけていた。
清水は翌6日、公式サイトに「選手および近親者へのSNSアカウントへ悪質な投稿について」と題してリリースを投稿。「エスパルス所属選手および近親者へのSNSアカウントへ誹謗中傷のメッセージがありました。誹謗中傷、侮辱、脅迫はいかなる理由があっても決して許されることではありません。このたびの内容は極めて悪質なものであり、看過することはできません。所轄警察署、弁護士へ相談の上、法的措置を含めた適切な対応を取ってまいります。清水エスパルスでは今後もこのような行為に対して厳正に対処してまいります。ファン・サポーターの皆様におかれましては、リスペクトをもった発信・行動を行っていただきますよう、あらためてお願い申し上げます」と発信した。
(FOOTBALL ZONE編集部)