神戸FW大迫勇也がJリーグMVP初受賞! 得点王との“ダブル受賞”は2年ぶり10人目

JリーグMVPを受賞した神戸の大迫勇也【写真:徳原隆元】
JリーグMVPを受賞した神戸の大迫勇也【写真:徳原隆元】

2023年Jリーグ各賞を発表

 Jリーグは12月5日、「2023Jリーグアウォーズ」を横浜アリーナで開催した。最優秀選手賞(MVP)にはJ1初優勝を果たしたヴィッセル神戸のFW大迫勇也が選出された。

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 2021年に神戸に加入した大迫は、今シーズンリーグ戦34試合に出場して22得点を記録。横浜F・マリノスのFWアンデルソン・ロペスと並び得点王にも輝いた。J1の得点王とMVPのW受賞は2021年の川崎フロンターレのFWレアンドロ・ダミアン以来、10人目となっている。日本人選手の受賞は、1999年、帰化前の三都主アレサンドロを含めて18人目となった。

 1990年生まれで鹿児島県出身の大迫は、鹿児島城西高から2009年に鹿島へ加入。中心選手として2009年にJ1優勝を成し遂げたほか、2010年に天皇杯、2011年と2012年にはJリーグ杯を制覇。2013年にはJリーグのベストイレブンにも選出されていた。その後、ドイツへ渡り、1860ミュンヘン、FCケルン、ブレーメンで活躍。2021年に神戸に加入して、7年半ぶりにJリーグに復帰していた。今季はJ復帰2年目で吉田孝行監督の下、絶対的エースとして活躍を見せてゴールを量産するだけでなく、ポストプレーや最前線での献身的なプレーでチームを優勝に導いた。

 神戸には大迫のほかにも、FW武藤嘉紀、MF山口蛍、MF齊藤未月、DF酒井高徳と欧州でプレーした日本人選手が多数在籍しているが、そのなかでも大迫は突出した活躍でチームを初優勝に導いた。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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