清水DF高橋祐治の悔恨と訴えに恩師が見解 「すべて結果論」「誹謗中傷はお辞め下さい」

清水の高橋祐治【写真:Getty Images】
清水の高橋祐治【写真:Getty Images】

2015年に讃岐で高橋を指導した北野氏がXで言及

 清水エスパルスのDF高橋祐治が自身の公式インスタグラムを更新。J1昇格を逃した悔しさと妻への誹謗中傷をやめるように綴り、かつて指導した指導者も「あのスライディングに賛否両論があります」とX(旧ツイッター)で見解を述べた。

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 J2年間4位だった清水は、昇格プレーオフ準決勝でモンテディオ山形に0-0ドローながら、年間順位が高かったアドバンテージで決勝戦へ。12月2日に行われた3位・東京ヴェルディとの決勝戦では1-0とリードして迎えた後半アディショナルタイム、相手FW染野唯月を止めようとした高橋のスライディングがPK判定となり、同点ゴールを許して1-1の引き分けに終わり、J1昇格を逃す形となった。

 高橋は12月5日に自身のインスタグラムを更新。「一年間応援ありがとうございました。まだ整理がついていない状況です。今も最後の最後になぜあのプレーを選択したのか悔やんでも悔やみきれません。まだ切り替えるには時間がかかりますが、少しずつ来年に向けて切り替えていければと思います」と胸中を吐露した。

 また、注釈付きで「誹謗中傷ですが僕に送ってもらう分は大丈夫ですし、理解しております。ただ妻のSNSに送るのはだけはやめていただきたいです。よろしくお願いします」と、家族へ矛先を向けることはやめてほしいと呼びかけていた。

 2015年にカマタマーレ讃岐(当時J2)で監督と選手の関係だった北野誠氏(マッチャモーレ京都山城監督)は、高橋の件について自身のXで「あのスライディングに賛否両論があります。本人もあそこでスライディングしてはいけないのは百も承知だったはず。すべて結果論です。コンマ何秒、先に滑っていればナイススライディングと賞賛されていたでしょう。彼のサッカー人生は続きます。誹謗中傷はお辞め下さい」と綴っていた。

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