柏木陽介、引退会見で浦和退団にも言及 「度重なる規律違反という形でチームを去らないといけないのは本当に苦しかった」

現役引退の柏木陽介【写真:Getty Images】
現役引退の柏木陽介【写真:Getty Images】

18年間のキャリアは「トータルで楽しかった」

 今季限りで現役を引退するFC岐阜の元日本代表MF柏木陽介が12月5日に引退会見を実施。キャリアを振り返るにあたり、浦和レッズを去ることになった2021年に言及した。

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 現在35歳の柏木は、これまでサンフレッチェ広島、浦和レッズ、岐阜でプレー。岐阜には2021年に加入し、昨年の右アキレス腱断裂を乗り越えて、今季はリーグ戦24試合に出場したなかで、11月1日に今季限りでの現役引退の決断を発表していた。

 柏木はキャリアを振り返り、「(2021年に)浦和レッズを退団する時に、度重なる規律違反という形でチームを去らないといけないのは本当に苦しかった」と胸中を明かした。

 一方で、18年間のキャリア全体に関しては「チームとしても、個人としても、上手くいかない時は苦しかった。上手くいかない自分に対して苛立ちを覚えることは多々あった。楽しかったことは、毎回楽しかった。勝ちを目標にしていたけど、自分が楽しんでそれが結果につながればいいと思っていた。たくさんのサポーターが見ている前でサッカーをするのが本当に楽しかった。苦しいことも含め、トータルで楽しかったと思う」とまとめた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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