35歳の柏木陽介、引退会見実施に安堵の胸中 「やっと走るのを終えられるかと思うとほっとしている」
今季はリーグ戦24試合に出場
今季限りで現役を引退するFC岐阜の元日本代表MF柏木陽介が12月5日に引退会見を実施。「やっと走るのを終えられるかと思うとほっとしている」と語った。
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現在35歳の柏木は、これまでサンフレッチェ広島、浦和レッズ、岐阜でプレー。岐阜には2021年に加入し、昨年の右アキレス腱断裂を乗り越えて、今季はリーグ戦24試合に出場したなかで、11月1日に今季限りでの現役引退の決断を発表していた。
引退会見に先立ち、「本当にこのサッカー人生、幸せだったと思っている。サッカーが本当に好きで、楽しくて、もちろん苦しいこともあったけど幸せだった。やっと走るのを終えられるかと思うと正直ほっとしている」と語った。
また、柏木は引退決断に至った理由に関しては、「昨年、アキレス腱断裂があったので、その時にやれて1年くらいじゃないかと感じた。現代のサッカーに対して、自分が去っていくタイミングなのかなとも感じている。身体が動かない、走れなくなったという感覚はなかったけど、負傷しがちな身体になったのも要因だった。サッカーはしんどいんですよ。大変なんです。サッカー人生30年間、走ってきたので。走らない生活、いろいろと気にせずに食事やお酒も食べたり飲んだりできたら幸せかなと思って引退を決断した」と明かした。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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