神戸が運営会社名を「楽天フットボールクラブ」に変更 “RAKUTEN”カラーが強まることに
15年2月から運営会社は楽天の完全子会社に
J1リーグのヴィッセル神戸は29日、2017年1月1日付けでクラブ運営会社の社名を「株式会社クリムゾンフットボールクラブ」から、「楽天フットボールクラブ株式会社」に変更すると発表した。
神戸は04年に、株式会社クリムゾンフットボールクラブが経営権を取得。同社は15年2月から、メインスポンサーを務める楽天株式会社の完全子会社となっていた。クラブ公式サイトによれば、今回の社名変更は「楽天グループの一員として更なる成長を図るため」であり、クラブ名や株主などに変更はなく、「サッカーを通じ、神戸を中心とした兵庫県の地域経済のさらなる活性化に貢献してまいります」と、地域により根差した経営に努めていくという。
楽天といえば11月に、スペインの名門バルセロナと推定年間6000万ユーロ(約73億円)の胸スポンサー契約を結び、世界のフットボールファンにその名を轟かせたばかり。今季のJ1リーグで年間7位となり、飛躍の兆しを見せる神戸でも、社名変更により“楽天カラー”がより強まることになった。2017年は国内外で、クリムゾンレッドの「RAKUTEN」旋風が吹き荒れるかもしれない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
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