「涙出た」 引退・小野伸二へ捧げた浦和サポーターの“ラストチャント”にSNS感動「グッときた」

現役ラストマッチを終えた小野伸二【写真:(C) mm】
現役ラストマッチを終えた小野伸二【写真:(C) mm】

現役生活を引退した小野へ向けられた浦和側からの感謝のメッセージが反響

 北海道コンサドーレ札幌のMF小野伸二が、12月3日のJ1リーグ最終節、浦和レッズ戦を最後に現役生活を引退した。試合後のセレモニー後、古巣・浦和サポーターが陣取ったスタンドからは感謝の思いが込められたチャントが鳴り響き、この光景に感動の声が広がっている。

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 小野はプロキャリアをスタートさせた古巣・浦和との一戦でスタメン出場。キャプテンマークを巻き、浮き球をワンタッチで味方につなぐなど小野らしい技術を垣間見せ、前半22分までプレーした。交代時には両チーム選手やスタッフ、サポーターから万雷の拍手が送られるなかで、ピッチをあとにした。

 浦和が2-0で勝利した試合後、引退セレモニーがスタジアムで実施され、小野は26年間の現役生活で関わった人々に対する感謝のスピーチを披露。セレモニー後には小野自身がスタジアムを周回したなかで、浦和サポーターが陣取ったスタンドの一角に到着した際の光景が反響を呼んだ。

 スタンドからは「浦和と世界で輝いた天才小野伸二ありがとう」と記された横断幕が掲げられるとともに、サポーターからは浦和時代に歌われた小野チャントが鳴り響いた。試合後もスタンドに居残り、かつての在籍選手とはいえ敵の選手へ感謝のメッセージを伝える光景は、クラブ愛が強い浦和サポーターの行動としては異例だった。

 小野は、浦和サポーター側のスタンド前で深々と一礼。2008年のドイツ移籍後、長らく浦和との接点がなかったなか、サポーターからの心温まる行動は話題を呼び、SNS上では「いい光景」「涙出た」「グッときた」「感動した」「激アツ」「胸が熱くなった」などと感動の声が広がっていた。

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