クロップが遠藤を「特別に称賛」 名将の心掴む“劇的V後の賛辞”に現地熱視線「監督が名指し」
フルハム戦で同点ミドル弾マーク、リバプール劇的勝利に大きく貢献
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、現地時間12月3日に行われたプレミアリーグ第14節・フルハム戦(4-3)で同点ミドル弾を叩き込み、プレミアリーグ初得点をマーク。チームの劇的勝利に貢献した。ユルゲン・クロップ監督からは劣勢の流れを変える貴重な働きぶりを称えられ、現地メディアは「遠藤を特別に称賛した」と熱視線を送っている。
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ベンチスタートとなった遠藤は、2-3とビハインドの後半38分からピッチに登場。すると出場から4分後の同42分、ペナルティーエリア右手前でボールをキープしたFWモハメド・サラーからマイナス気味のパスを中央で受けると、右足を一閃。強烈なミドルシュートをゴール右に突き刺し、値千金の同点弾を奪った。
これで流れはリバプールへ。その1分後にはアーノルドがペナルティーエリア手前からグラウンダーのシュートを流し込み、劇的な逆転勝利に成功。プレミアリーグでは待望の初ゴールとなった遠藤の鮮烈なミドル弾は、チームを勢いづかせる貴重な一撃となった。
試合後、クロップ監督は「ワタルは本当に重要だった。彼が登場して、本当に良かった、本当に良かった。決定的なチャレンジに勝ち、スーパーパス、トップゴールを決めた」とコメントし、限られた出場時間内でしっかり結果を残した働きを絶賛。リバプール専門メディア「THIS IS ANFIELD」では「ユルゲン・クロップ監督が『重要な』遠藤航を名指し」と見出しが打たれ、熱視線が注がれている。
記事では「効果的に流れを変えた遠藤を特別に称賛した」と伝えられ、クロップ監督から特筆級の賛辞が送られたことを指摘。11月30日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第5節LASKリンツ戦(4-0)でも攻守に存在感を示していたため「LASK戦で印象的な夜の後に決めたプレミアリーグ初ゴールの遠藤は確かに称賛に値する」と、納得の評価であることを伝えていた。