リバプールが「4つのワールドクラスゴール」 遠藤もゴラッソ…クロップが逆転劇に大興奮「見た記憶がない」
途中出場の遠藤が起死回生の同点弾、その後チームは逆転に成功
イングランド1部リバプールは12月3日のプレミアリーグ第14節でフルハムと対戦し、4-3の逆転勝利を収めた。後半38分に途中出場した日本代表MF遠藤航のプレミアリーグ初ゴールも決まったシーソーゲームを振り返り、ユルゲン・クロップ監督は「これだけの量の美しいゴールの決まる試合は見た記憶がない」とコメントした。英公共放送「BBC」が報じている。
クロップ監督がそう語ったほどのゴールショーは、前半20分にイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの直接フリーキック(FK)で幕を開けた(公式記録はGKのオウンゴール)。その後、一度は追いつかれるもののアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターの豪快なミドルシュートで再びリードを広げる。
ここからフルハムに2点を決められて逆転を許したが、途中出場の遠藤が後半42分にFWモハメド・サラーの落としから同点ゴールを決める。そして最後は同43分に先制ゴールを決めたアーノルドが逆転ゴールとなるボレーシュートを決めて、劇的な逆転勝利を収めている。
クロップ監督は「今日、我々は4つのワールドクラスのゴールを決め、最後は試合に勝利できる幸運だった。それがすべてを物語っている。正直なところ、このようにこれほどの4つのゴールを1つの試合で見た記憶はない」と、コメントをした。
敗れたフルハムのマルコ・シルバ監督も、「通常、こうしたことは起こらない。彼らは4つの素晴らしいゴールを、長距離から決めた」と、リバプールの4つのゴールが特別なものであることに同調している。