ミランを勝利に導く得点を決めたメネズとボナベントゥーラ

　14日のナポリ戦でゴールを決めたACミランの2人のアタッカーコンビが「J&J」と命名されている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「J&J、ニュー・ミラン・パラダイス！　Jeremy MenezとJack Bonaventuraがナポリを倒した」と報じている。

　先制点を決めた元フランス代表FWジェレミー・メネズと追加点を決めたFWジャコモ・ボナベントゥーラについて、伊紙は2人の頭文字から「J&Jコンビ」と命名。ミランは両FWの得点で2-0とナポリを下した。

　前半6分にメネズは華麗なトラップでDF2人を置き去りにし、左足で強烈な先制点を決めた。後半7分には左サイドバックのアルメロのクロスに、ジャンプ一番、ボナベントゥーラがヘディングで追加点を決めた。

　今季チーム最多の8得点を決めている殊勲のメネズはコリエレ・デロ・スポルト紙から「悪魔のゴール」と絶賛されている。「インザーギとクラブに借りを返さなければならない」とメネズは指揮官に感謝を捧げた後、「チームが僕を支えてくれているから、落ち着いてプレーができて、居心地がいい。監督は僕を常に信じてくれている。僕も信頼に応えたい。ミスをしないことが義務だと感じている、この勝利はひとつの転換期になるかもしれない。僕たちは3位を目指せるチームだ。素晴らしい偉業をこの一歩で達成したい」と語った。

　一方、メネズの先制点もアシストしたボナベントゥーラは「1点目は今週の練習でやっていたことができた。監督にありがとうと言いたい」と語っている。イタリア代表FWステファン・エルシャラウィの代わりに先発抜擢された男が1得点1アシストの活躍だった。2人から感謝の気持ちを捧げられたフィリッポ・インザーギ監督は選手から絶大な信頼を手にしているようだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images