札幌ペトロヴィッチ監督、今季の判定に苦言 「何がハンドでハンドではないのか…」

札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督【写真:(C) mm】
札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督【写真:(C) mm】

最終節の浦和戦でもDF宮澤のハンドを取られPK判定に

 北海道コンサドーレ札幌は12月3日、J1最終節で浦和レッズと対戦し0-2の敗戦を喫した。元日本代表MF小野伸二の現役ラストマッチを勝利で飾れなかったなか、試合後にミハイロ・ペトロヴィッチ監督が判定に苦言を呈している。

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 今季限りでの引退を発表している小野がスタメン出場したこのゲーム。前半21分までのプレーで多彩なパスでチャンスを演出し、最後のピッチで躍動した。試合が動いたのは後半8分、札幌側のペナルティーエリア内で浦和MF大久保智明がドリブルで仕掛けると、対応した札幌DF宮澤裕樹の腕にボールが接触する。

 笠原寛貴レフェリーは宮澤のハンドと判定。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認のうえ、改めて浦和へPKを与えた。このPKをDFアレクサンダー・ショルツに決められて先制を許すと、後半27分には途中出場のMF中島翔哉に浦和加入後の初ゴールが生まれて2-0と突き放された。

 小野のラストマッチを勝利で飾れなかったなか、ペトロヴィッチ監督は後半序盤のPK判定に言及している。「PKの判定で失点するまでは、我々がゲームを支配していた」と、チームの流れが良かったことを話したうえで「ハンドの判定は今シーズン通して何がハンドでハンドではないのか、ばらついた判定が多い印象だ。疑問に残る判定が多かった」と苦言を呈す。

 続けてペトロヴィッチ監督は「今日に関しても我々札幌のハンドが取られたが、それまでは素晴らしい戦いをしていた」と、ゲームのターニングポイントとなった判定についてあまり良い印象を抱いていなかったようだ。

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