セビージャのエースにドーピング疑惑が浮上 スポーツ健康保護機関が調査開始

ハッキング被害を受けたばかりのナスリに疑惑が浮上と、スペイン紙が報じる

 セビージャに今季加入し、攻撃の中心として復活を果たした元フランス代表MFサミル・ナスリは自身の公式ツイッターで成りすまし被害に遭ったばかりだが、今度は“ドーピング嫌疑”がかかっている。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 同紙、そして「エル・パイス」紙の調査によると、スペインのスポーツ健康保護機関(AEPSAD)が、アメリカに本部を置く医療機関でナスリが静脈内投与を行ったか否かの調査を開始したという。

 アメリカではアンチドーピング機関の定めたルールに基づき、ドーピング検査の規制として、50ミリリットルを超える量を静脈内に注射することは禁止されている。AEPSADにもこのルールが存在するのか、そしてナスリが50ミリリットル以上の投薬を処方したのかはまだ明らかになっていないが、同紙は「ロジブランコス(セビージャの愛称)のスターには、とても大きな脅威を潜んでいる」と記している。

 

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