J1札幌で現役ラストゲームを迎える

　北海道コンサドーレ札幌は、12月3日に今季のリーグ最終戦で浦和レッズと対戦する。今季限りでの現役引退を発表している札幌の元日本代表MF小野伸二は、このゲームのスタメンに名を連ねた。

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　静岡県出身の小野は1998年に浦和へ加入してプロデビュー。オランダの名門フェイエノールトや帰国しての浦和、ドイツ、地元の清水エスパルス、オーストラリアとキャリアを積んで14年に札幌入り。19年夏にFC琉球へ移籍したが、21年に札幌復帰していた。

　キャリア最初のクラブとなった浦和との最終戦が現役ラストゲームになる巡り合わせの中で、札幌を率いるミハイロ・ペトロヴィッチ監督は小野をスタメン入りさせた。今季はリーグ戦でベンチ入りもなく、出場は昨年5月25日柏レイソル戦以来となる。

　メモリアルグッズなども用意されて大観衆が見込まれる札幌ドームで、誰もが息をのむような高い技術を見せる場面が期待される。

　両チームのスターティングメンバーは以下の通り。

＜札幌＞
GK
高木駿
DF
田中駿汰
宮澤裕樹
中村桐耶
MF
浅野雄也
馬場晴也
荒野拓馬
青木亮太
駒井善成
小野伸二
FW
小柏剛

＜浦和＞
GK
西川周作
DF
関根貴大
アレクサンダー・ショルツ
マリウス・ホイブラーテン
明本考浩
MF
伊藤敦樹
岩尾憲
大久保智明
エカニット・パンヤ
小泉佳穂
FW
ホセ・カンテ