本田、ナポリ戦評価は地元3紙ともチーム最低点 「不正確」「光より影が多い」
ミラン3トップで唯一低評価
「この日本人はいつもの光よりも影が多かった夜だった。ともかく守備でとても自己犠牲を払っていた」
運動量豊富に守備面で貢献したものの、8試合連続でゴールから遠ざかっている右ウイングに苦言を呈している。メネズとボナべントゥーラが7・5で最高点。本田はMFアンドレア・ポーリ、主将のイタリア代表MFリカルド・モントリーボ、オランダ代表MFナイジェル・デヨングと並んだ。
一方、トゥット・スポルトも6点でチーム最低タイ。「誠実な一兵卒として、チーム戦術に奉仕した」と脇役として勝利に貢献したことを評価したが、MVPはボナベントゥーラが7・5。メネズとGKディエゴ・ロペスは7点。3トップで評価に差が開いている。
開幕7試合で6得点2アシストと怒涛のゴールラッシュを見せた本田だが、8試合連続で沈黙を続けている。低調な出来に終わった前節ジェノア戦と比べると攻守に奮闘した本田だが、3トップの右ウイングというポジションを任せられている以上、やはり目に見える結果を出さなければ、辛辣なカルチョの国のメディアは納得しない様子だ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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