小野伸二は「想像も付かないビジョンを持っている」 同僚MFが明かす人間性「プレーヤー以上にスペシャル」
12月3日の最終節で小野が現役ラストゲーム、DF駒井が印象語る
北海道コンサドーレ札幌は12月3日、J1リーグ最終節で浦和レッズとの一戦を控えている。このゲームが現役ラストゲームとなる元日本代表MF小野伸二について、同僚MF駒井善成が前日に思いを語った。
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ホームで行われる一戦では先発の可能性も指摘される小野。ともにトレーニングを重ねてきた駒井は「特別な試合になると思う」と、小野とのラストマッチ浦和戦へ言及した。
「自分が出れば伸二さんのポジションに合わせますし、みんなで伸二さんのカバーもしながら攻撃ではパスコースを走って作ってというのを徹底したい。特別な試合にもなると思うし、やっぱりラストというところで自分たちもいい形で送り出したいなというのももちろん持っているので、なんとかいい形で終わりたいなと思う」
また「僕たちには想像も付かないビジョンを持っていると思うので、伸二さんだったら見ているんじゃないかなというのを信じて裏の抜け出しであったりとか、付けて出してという動きは伸二さんが得意な動きなので、その受け手になることも意識しながらゲームを進めていければ。伸二さんのイメージに合う人はなかなかいないと思いますけど、近づけるように頑張りたい」と、具体的な連動についても語る。堅守を誇る浦和相手に、どこまで連係を取れるかが、1つキーポイントとなっていきそうだ。
さらに駒井は、そんな小野の人間性についても尊敬の思いを口にする。「必要な時に、必要なアドバイスだったりをくれる選手。人の倍気を使える選手なので、本当に人間性というかそういうところはプレーヤー以上にスペシャルなところじゃないかなと思う」と、プレー以外の部分での姿を明かした。
3万人を超える観客の来場が見込まれている札幌ドームでの大舞台。最終節での一戦は、12月3日14時のキックオフ予定だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)