現役引退の小野伸二、ラストマッチを前に思いは? 先発の可能性も…「自分の最後の試合という感覚ではない」

今季限りで現役引退をする札幌の小野伸二【写真:(C) mm】
今季限りで現役引退をする札幌の小野伸二【写真:(C) mm】

小野が取材に対応

 北海道コンサドーレ札幌の元日本代表MF小野伸二は12月2日、現役ラストゲームとなるJ1リーグ第34節浦和レッズ戦を前に取材に対応し、意気込みを語った。引退発表後、初めて口を開いた。ホームで行われる一戦では先発の可能性もあり、3万人を超える観客の来場が見込まれている。小野は「超満員の中でプレーができることに感謝」と話した。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 小野はラストマッチを前に「今のところ痛みも和らいでいますし、コンディションはそれなり」と、状態を明かした。3日の古巣・浦和戦では3万人以上の観客が小野のラストプレーを見に訪れる予定。相手は小野がプロとして第1歩を踏み出した浦和ということもあり、最終節は注目が集まっている。

 そのなかで「1人でサッカーをやるわけではないので、チーム全体としてチームの持っているコンセプトをもとに、そのなかで自分の持っている持ち味を出して少しでも長くピッチの上に立てるようにしたい」と、チームの一員として意気込んだ。

 日本のサッカーファンのみならず、世界中から惜しまれる小野の引退。44歳となった今でも、技術の高さ、才能はJ屈指だ。小野はラスト試合を前にどのような思いでいるのか。

「別にシーズン最後の試合でしかない。自分の最後の試合という感覚ではない。最後、超満員の中でプレーができるということに感謝をして、そういう感謝をもとに試合を楽しませて最後勝って終わること。全力で勝ち点3を取りに行きたい」

 勝って花道を――。チームメイトの思いも1つだろう。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督も「皆さんに最後の姿を見てもらうことが大事だと思う」と、小野のラストプレーに期待を寄せた。最後の一戦……。その1分1秒に列島が注目するだろう。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング