冨安健洋、アーセナルと契約延長へ交渉開始を英報道 「アルテタのシステムに不可欠なピース」
延長での合意が既定路線とされる
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋はクラブとの契約が残り1年半(1年延長オプション付き)となったなかで、契約延長に向けて交渉を開始させたようだ。アーセナル専門メディア「PAIN THE ARSENAL」など複数メディアが報じた。
冨安はドイツ衛星放送「スカイ・スポーツ」で守備強化を目論むドイツ1部バイエルンのターゲットとして報じられたり、イタリア1部インテルからの興味が伝えられてきた。アーセナルとの契約は2025年6月までの残り1年半となっている。契約には1年間の延長オプションが含まれているものの、アーセナルは契約満了が迫る前に長期契約を結ぶことを望んでいるという。それにより、獲得に動くクラブからの誘惑を抑制することにもつながる。
記事では、「アーセナル、冨安健洋と契約交渉開始」と見出しを打って「合意に達する見込み。DFは3年目で復活を遂げた」と綴っている。さらに米メディア「The Athletic」のデイビッド・オーンスタイン氏によると「代理人との交渉を開始し、契約するのは時間の問題」だという。「PAIN THE ARSENAL」は「トミヤスがアルテタのシステムに不可欠なピースとして再び台頭しつつあることは明らか」と評価。現地時間11月28日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節RCランス戦(6-0)では2アシストの活躍もあり「ランス戦のパフォーマンスが彼の台頭を物語っている」と、太鼓判を押した。
常々、冨安はアーセナルでの学びを「トップ・オブ・トップ」だと話し、日々の刺激を明かしていた。充実の時を過ごすロンドンから離れることは考えにくそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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