ミラン会長の「本田低評価」は本当か? 地元記者が語った真相
本田について「ミランのナンバー1を納得させていない」と報じていた地元紙
今月12日付のイタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」の特集の中にACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長が日本代表FW本田圭佑のプレーに納得していないとする記事があった。
ベルルスコーニ会長はミランが前節対戦したジェノアの背番号「10」ディエゴ・ペロッティを評価し、獲得を夢見ているという内容で、現時点でミランの「10」を背負う本田については好きなタイプではないと指摘していた。
その時の記事では、「実際、本田圭佑は、魅力的な10番の所有者だが、普通の10番ではない。美しく巧みなボールタッチや天才的な発想がそれほどできない。確実なプレーでゴールに貢献できる選手(今季7試合6ゴール)のようだ。でも、(会長は)好きじゃない。(本田は)ミランのナンバー1を納得させていない。ドナドーニ、レオナルド、ルイコスタ、カカ、セードルフ……(観衆の)アドレナリンを解き放つようなプレーが全くない」と報じている。
これに関して同紙でミラン担当を30年以上務めるフーリオ・フェデーレ記者に真相を確かめてみた。以下が記者の回答だ。
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