チームは1-0で勝利

　負傷離脱していたイングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は現地時間11月30日のUEFAヨーロッパリーグ（EL）グループステージ第5節のAEKアテネ戦で2試合ぶりに復帰を果たした。ブライトンは1-0で勝利して決勝トーナメント進出を決めたなか、三笘自身はまだ本調子ではないようだが、ロベルト・デ・ゼルビ監督との“勝利の握手”に注目が集まっている。

　三笘は2026年のワールドカップ予選を戦う11月シリーズの日本代表から怪我で離脱。11月25日のプレミアリーグ第13節ノッティンガム・フォレスト戦（3-2）も欠場を余儀なくされていた。

　2試合ぶりの公式戦復帰となったAEKアテネとのアウェーゲームでは定位置の左サイドで先発したが、この日は得点に絡むことはできず。後半24分にMFマフムド・ダフードと交代でピッチを後にした。ブライトンは後半10分にFWジョアン・ペドロが決めたPKが決勝点となり、1-0で勝利。最終節を残してグループBの2位以上が確定し、決勝トーナメント進出が決まった。

　そのなかでクラブ公式は試合後、ロッカールームに引き揚げる選手の動画を公開。三笘もガッツポーズしながら部屋へ入ろうとすると、後ろからデ・ゼルビ監督が「カオル！」と呼び止める。三笘が振り返り、2人は固い握手を交わしながら、指揮官が「Good」と声を掛けるシーンが収められていた。

　ファンからは「御返事のテンション高い」「試合後のデゼルビと三笘さんの絡みこういうのなかったから嬉しい」「三笘くんとデゼルビ監督の絡みが最高過ぎる」と反響があった一方、指揮官が三笘を呼び止める際の呼び方について「出たデゼルビ監督の『カリウ』」「デゼルビのカオリューって直接呼ぶ声初めて聞いた」「デゼルビまたカリオ呼びしてて」「カリューかわいい」とさまざまな反応も寄せられていた。