カンナバーロ率いる中国クラブが“爆買いオファー”連発 FW獲得に執念も玉砕続くか

来季1部昇格の天津権健が派手な勧誘 カバーニに年俸24億円オファーも断られる

 かつての名DFが中国に渡り、チャイナマネーをバックに派手な勧誘を繰り広げている模様だ。中国2部から来季の昇格を決めている天津権健で指揮を執る元イタリア代表DFのファビオ・カンナバーロ監督が、玉砕続きのアタックを仕掛けている。

 イタリアの衛星放送局「スポーツ・メディアセット」によると、まずはパリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニに対し、年俸2000万ユーロ(約24億円)のオファーを出したが、今月中旬の時点であえなく玉砕した模様だ。

 ストライカー獲得に野心を燃やすカンナバーロ監督は、フィオレンティーナのFWニコラ・カリニッチに対して年俸500万ユーロ(約6億円)のオファーを投じているという。しかし、本拠地フィレンツェの地元紙「コリエレ・フィオレンティーノ」は、カリニッチに中国行きの意思はなく、この高額年俸に対してもフィオレンティーナ残留の意向を示し、破談になる可能性が高いと報じている。

 また、インテルのMFマルセロ・ブロゾビッチに対しても同じく年俸500万ユーロのオファーを出しているが、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、インテル側がブロゾビッチの放出に難色を示しているため、交渉成立は遠いとの見通しを報じている。

 

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