ACL浦和戦で「誤審に見舞われた」 武漢に“不当PKジャッジ”と中国不満露わ「信じられない!」

PKのファウルを受けた浦和リンセン【写真:Getty Images】
PKのファウルを受けた浦和リンセン【写真:Getty Images】

先制点を与えるきっかけとなったPKジャッジに異論

 武漢三鎮(中国)はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第5戦で浦和レッズと対戦し、終盤に決勝ゴールを許して1-2で競り負けた。中国メディアは先制点を与えるきっかけとなったPKジャッジに関して「不当」だと主張。「故意に肘打ちをしたわけではない」と、判定場面に異論を唱えている。

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 判定に不満を露わにしているのは前半34分のシーンだ。右サイドでボールをキープしたDF荻原拓也が切り返して左足クロスを入れると、ゴール前で競り合った武漢DFドン・ハンウェンの右肘がFWブライアン・リンセンの首元付近に入る形となり、転倒。主審はファウルと見なし、PKを宣告した。

 VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)介入も判定は覆らず、DFアレクサンダー・ショルツが蹴り込んで浦和が先制したなか、中国大手メディア「SOHU」は「武漢が誤審に見舞われた」と見出しを打ち、「信じられない! 中国スーパーリーグのチームは、ACLでもまた不当なPK判定を受けた。この種のPKは言語道断で厳しすぎる」と主張した。

 映像を見る限り、競り合い場面でドン・ハンウェンの右肘がリンセンにヒットしているのは明らかだが、記事では「故意に肘打ちをしたわけではないし、ペナルティーエリア内で相手の腕を押さえるのもよくある行為である」と、異論を展開。「VARが介入しPKは取り消されるだろうと信じていたが、誰もががっかりした」と伝え、不満を露わにした。

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