アーセナル右SB“新ターゲット”浮上 冨安、ホワイトら揃うも…英指摘「攻撃的オプションを加える」
レバークーゼンDFフリンポンの獲得に興味か、専門家ロマーノ氏が見解
イングランド1部アーセナルはドイツ1部レバークーゼンで活躍するオランダ代表の右サイドバックDFジェレミー・フリンポンの獲得に興味を示しているという。英メディア「Caughtoffside」で移籍マーケットの専門家であるファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
22歳のフリンポンは2021年にスコットランド1部セルティックからレバークーゼンへ移籍。シャビ・アロンソ監督の下、ブンデスリーガで躍進するクラブでは右ウイングバックとしてレギュラーを張っている。今季のリーグ戦ではここまで12試合で4得点6アシストと攻撃面で絶大な存在感を示している。
このフリンポンにはドイツ1部バイエルン・ミュンヘンやスペイン1部FCバルセロナが興味を示すと同時に、来夏に向けてアーセナルの右サイドバックの補強候補になっているという。記事では「アーセナルにはすでにユリエン・ティンバー、ベン・ホワイト、冨安健洋といったライトバックのオプションがあるが、ミケル・アルテタはより攻撃的なオプションを加える余地があると感じているようだ」として攻撃に特長があるフリンポンの獲得について言及されている。
また、イタリア人ジャーナリストのロマーノ氏も次のようにコメントしている。
「ジェレミー・フリンポンに関してはさまざまな噂があり、彼の契約には3400万ポンド(約64億円)の放出条項があるとも言われている。私もこの条項の存在を確認している。今季素晴らしいパフォーマンスによって彼はヨーロッパ中から称賛を集めている。シャビ・アロンソが率いるバイヤー・レバークーゼンは見る価値の高いチームであり、そのなかでもライトバックで見事な活躍をフリンポンは最も重要な選手の1人だ」
ロマーノ氏はフリンポンが今季終了後に「移籍する可能性は高い」と認めつつ、その動向を追うクラブはアーセナルを含めて多数あることから、移籍先がどこになるかは現時点で不透明な状況だとしている。
守備面で安定したパフォーマンスを続ける日本代表DF冨安とは対照的な攻撃的な右サイドバックを探しているというアーセナルは、この人気銘柄を獲得することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)