マンU、アンチェロッティ監督へ就任オファー浮上 スペイン報道…本人「近いうちに分かる」
テン・ハフ監督と契約中も…水面下での監督人事に海外注目
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、昨シーズンのプレミアリーグで3位となり、今季は2シーズンぶりにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得した。2022-23シーズンより指揮を執るエリック・テン・ハフ監督は、2025年6月までクラブと契約を結んでいるが、水面下での監督人事による動きをスペインメディア「カデナ・コーペ」が報じている。
ユナイテッドが次期監督としてリストアップをしているとされるのは、今季限りでスペイン1部レアル・マドリードとの契約が満了を迎えるイタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督だという。シーズン終了後には、ブラジル代表史上初となる外国人監督になるのではないかとも噂されるアンチェロッティ監督だが、64歳の指揮官にはオファーが届いたという。
これまでにプレミアリーグのチェルシーとエバートンでも指揮を執ったアンチェロッティ監督だが、シーズン終了後のブラジル代表の仕事について問われると、「そのことについては考えていない。ブラジルのような世界最高の代表チームの1つに、私が紐づけられて語られることを大いに誇らしく思っている。だが、私は6月30日まで(レアルと)契約を残している」と答えた。
そして、さらなる質問にも「繰り返すが、私の未来は近いうちに分かるだろう。だが、残り6か月はここにいる。レアルからの契約延長オファーを最後の日まで待っているか? イエスだ」と、レアルとの契約延長を希望していると表明している。
一方、序盤は低迷していた今季のユナイテッドも、現在は直近のリーグ戦6試合のうち5試合を勝利しており、順位表でも首位のアーセナルと勝ち点差「6」の6位となっている。十分な結果を残すことができれば、テン・ハフ監督が引き続き、指揮を執ることになるだろうが、シーズン終了後の監督の人事も注目となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)