18歳FW後藤啓介は「サッカー界における将来有望株」 欧州初挑戦に海外注目「彼の貢献度は数字以上」
ベルギーの名門に移籍が決定
来季のJ1昇格を決めたジュビロ磐田は、FW後藤啓介がベルギー1部アンデルレヒトへ期限付き移籍することが決まったと発表した。レンタル移籍期間は2024年1月1日から1年間となる。欧州の複数クラブから関心を持たれていたとされる18歳の新星の欧州挑戦に、海外メディア「BNN」も注目している。
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現在、高校3年生の後藤は磐田の下部組織出身であり、今シーズンはJ2で33試合7得点1アシストの活躍を見せ、クラブの1年でのJ1復帰に貢献した。ユース時代からJリーグで活躍して海外移籍する強い意欲を持っていた後藤だが、まずはアンデルレヒトのU-21年代チームであるベルギー2部RSCAフューチャーズでプレーし、そこでのパフォーマンス次第ではトップチームでも出場機会を与えられるという。
記事では「RSCアンデルレヒトが特筆の動きを見せ、18歳の日本人FW後藤啓介を獲得した。サッカー界における将来有望株の一人である後藤は、RSCAフューチャーズに加入する。これは欧州サッカーの未来に向けた才能発掘と育成戦略に基づいたものだ」とし、後藤の今季のスタッツを紹介し「だが、彼の貢献度はこの数字以上のものだ。191センチの後藤は高い得点感覚を持ち、技術的にも優れているFWであることが証明されている」と評価した。
また、「欧州の様々なクラブの関心を引き付けていた後藤をアンデルレヒトが獲得できたことは、ベルギーのクラブにとって重大な意味を持つ。この移籍は完全移籍オプション付きのレンタル移籍となっている」と、ベルギーでも注目の移籍であることを強調した。
来シーズン、J1の舞台で後藤のプレーを見られないことは残念ではあるが、今シーズン、大きな話題となった大型ストライカーが、欧州でどのようなキャリアを築いていくかに期待がかかる。
(FOOTBALL ZONE編集部)