ナポリのベニテス監督が本田らミラン攻撃陣に脱帽 「ミランには最高レベルの選手がいる」

敵将は潔く敗戦を認める

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が、14日の本拠地ナポリ戦で2-0の勝利に貢献し、敵将ラファエル・ベニテス監督から「最高レベルのアタッカー」と評価された。
 2004年にリバプールでUEFAチャンピオンズリーグを制覇するなど、数々のタイトルを誇るスペイン人の知将はミランの攻撃陣に脱帽した。
 ベニテス監督は、試合後の会見で潔かった。
「開始直後に失点してしまったことで、試合に対するアイデアが変わってしまった。我々はチャンスはつくったが、ゴールが決められなかった。ハーフタイムに挽回するように話したが、ミランは質が高いチーム。相手のやりたいことはわかっていた。ミランには最高のレベルの攻撃の選手たちがいる。メネズ、本田、ボナヴェントゥーラに好きにプレーさせてしまえば難しい」
 前半6分に個人技で鮮やかなゴールをたたき込んだFWジェレミー・メネズ、後半7分に追加点を決めたジャコモ・ボナベントゥーラ、そして、8試合連続でゴールから遠ざかったものの前節ジェノア戦の不調を乗り越えるような奮闘を見せた、本田のレベルの高さをたたえていた。
 敵将は「昨シーズンはたくさんチャンスをつくって、たくさんゴールを決めたが、今季は失点も多く、シュートをたくさんしても点が決まらない。もっとゴール前での決定力が必要」と7位に沈んだナポリの攻撃陣に奮起を求めていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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