日本代表DF伊藤洋輝、移籍となればクラブ歴代2番目の高額に? 49億円の“放出条項”に海外注目

シュツットガルトの伊藤洋輝【写真:Getty Images】
シュツットガルトの伊藤洋輝【写真:Getty Images】

シュツットガルト伊藤の契約には約49億円の放出条項があると海外報道

 ドイツ1部シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝の契約には3000万ユーロ(約49億円)の放出条項が含まれていることが分かったと英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版が報じた。これにより、元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスと並ぶクラブ歴代2番目の高額移籍になる可能性があるようだ。

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 日本代表にも定着している伊藤は2021年にジュビロ磐田からシュツットガルトへ移籍した。レギュラーとして今季のリーグ戦全12試合に出場(内先発11試合)。今年8月には2027年までの契約延長にサインした。

「スカイ・スポーツ」によれば、伊藤の契約には3000万ユーロで移籍可能な放出条項が含まれているという。この条項を行使した場合、2019年に3500万ユーロ(約57億円)でバイエルン・ミュンヘンに移籍したフランス代表DFバンジャマン・パヴァールに次ぐクラブ史上2番目に高額な移籍となり、2009年にバイエルンへ移籍した元ドイツ代表FWゴメスに並ぶと報じられている。左サイドバックだけでなく、センターバックもカバーするユーティリティーな活躍は非常に高く評価されているようだ

 ただし、現時点で伊藤の獲得に動いているクラブはないようだ。今夏にはオランダの名門アヤックスへの移籍の噂も浮上していたが、伊藤自身も少なくとも今季中はシュツットガルトに残ることを望んでいるという。

 なお、伊藤は現在筋肉系の負傷で戦線離脱中。クラブからはウインターブレイクまでプレーできないとされており、治療のために日本へ帰国することも発表されている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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