日本代表でも9月以降無得点の悪循環

　昨季はシーズンの半分ほどをレギュラーで過ごしながら、1ゴール3アシストと完全な不発に終わった。「クビになっても仕方がない成績」と本人も認める惨状だったが、結局夏の移籍市場ではチームに残留した。しかし、今季はそれ以上の厳しい日々になっている。

　ミランでの苦しい状況だけでなく、日本代表でも9月1日のワールドカップアジア最終予選の初戦UAE戦（1-2）でゴールを決めて以降、5試合連続ノーゴールで、年内最終戦となった11月15日の同予選サウジアラビア戦（2-1）では、ついにスタメンからも外れた。悪循環のなかにいる本田は、冬の移籍市場で復活のきっかけをつかむことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images