マンU18歳MFが「気迫あふれるプレー」 ピンチ回避の“ライン上クリア”に英注目「ゴールを死守」
MFコビー・メイヌーが今季初先発
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間11月26日、プレミアリーグ第13節でエバートンと対戦し、3-0で勝利した。この試合で18歳のMFコビー・メイヌーがスタメン出場し、盤石のプレーを披露した。
メイヌーはユナイテッドの下部組織出身で、昨年にプロ契約を締結。エリック・テン・ハフ監督からの評価も高く、昨シーズンにトップチームデビューを果たした逸材だ。しかし、今季開幕前のプレシーズンマッチで負傷し、戦線離脱をしていた。
そんななか、満を持してエバートン戦でスタメン出場を果たした。中盤の一角を担うと、1-0で迎えた前半32分には、自陣ゴール前まで戻り、ゴールライン上でスーパークリアを披露。チームを救うプレーなどで存在感を示した。
この試合ではFWアレハンドロ・ガルナチョが衝撃のバイシクル弾で先制点を奪取。ユナイテッドOBウェイン・ルーニー氏が2011年のマンチェスター・ダービーで決めたバイシクル弾を彷彿とさせるような一撃にも注目が集まるなか、中盤で攻守を支えたメイヌーにも称賛の声が上がっている。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」では、「見事なクリアでゴールを死守」とメイヌーのクリアシーンに注目。英紙「デイリー・メール」でも、「気迫あふれるプレーを見せ、ゴールライン上で決定的なクリアをした。タックルにはことごとく勝ち、先発選手の中で最高のパス精度を誇った」と絶賛され、キャプテンのMFブルーノ・フェルナンデスも「特別な存在」とメイヌーのポテンシャルに太鼓判を押した。
ユナイテッドはエバートン戦の勝利でリーグ戦3連勝となった。ゴールを決めたガルナチョやメイヌーといったティーンエイジャーたちがチームを押し上げるべく、ピッチで奮闘している。
page1 page2