現役引退の浦和カンテ、33歳での決断に中国から惜別の声 「こんなに早く?」「まだまだやれるのに」

2023シーズン限りで現役を引退するホセ・カンテ【写真:徳原隆元】
2023シーズン限りで現役を引退するホセ・カンテ【写真:徳原隆元】

今季はJ1で23試合8得点を記録

 J1浦和レッズのギニア代表FWホセ・カンテが11月27日、今シーズン限りでの現役引退を発表した。日本国内のみならず、中国国内でも引退を惜しむ声が上がっている。

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 現在33歳のカンテはこれまでスペイン、ポーランド、カザフスタン、中国など数々の国のクラブ渡り歩き、2023年3月に浦和へ加入。ギニア代表としてもプレーしていたFWは、今季ここまでJ1リーグ23試合で8ゴール、カップ戦8試合1ゴール、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも5試合3ゴールと浦和の攻撃を支えた。

 とりわけ、カンテは昨年後半に中国の滄州雄獅でプレーし、16試合14得点と大活躍。優勝した武漢三鎮との対戦では1試合4得点を記録するなど、わずか半年の在籍ながら中国のファンに強烈な印象を残した。

 中国サッカーメディア「足球報」は、「かつての中国リーグの大物ストライカーが引退」と報じると、コメント欄では「まだまだやれるのに」「浦和レッズでは控えが多いが、効率良く結果を出していた。中国2部ならまだいける」と惜しむ声が多かった。

 ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」の中国地区管理者であるAsaikana氏も「え、こんなに早く?」と驚きのコメントを投稿。カンテ自身は33歳と年齢的には引退してもおかしくないが、中国のファンにとっては昨年出てきたばかりの選手であり、急な印象を受ける者が多いようだ。

 残す戦いはリーグ戦1試合、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)とクラブワールドカップ(W杯)。カンテ最後の雄姿を日本だけでなく、中国のファンも注目している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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