ナポリ戦で快勝を収めたインザーギ監督がチームの勝利を強調 「称賛に値しない選手はいない」
「勝利を喜ぼう、これで自信がつく」
元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスはインフルエンザの兆候でベンチから外れたが、偽の9番を務めたメネズが個人技をさく裂させた。イタリア代表FWステファン・エルシャラウィの代わりに先発起用されたボナベントゥーラが後半7分に追加点を決めるなど、その采配もさえた。
「決して満足してはならないと思う。どんな試合でも、よく分析する必要がある。ジェノア戦について悪く言われていたが、CKから失点した。チームは犠牲的精神を示し、よくやっていた。今日は正真正銘のチームとなっていた。うれしい。選手たちを誇りに感じている。ピッチに入る選手たちは魂を懸けて戦っている。先発の選手も、ベンチで出番をひたすら待っている選手たちも、いい態度で模範となっている。勝利を喜ぼう。スクデットを懸けているチームとの対戦だったので、これで自信がつく」
知将ラファエル・ベニテスの率いるナポリを撃破し、勝ち点24で並び、得失点差で6位に浮上したミランが上昇気流に乗る。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images