遠藤&南野が明かす“ホーム→移動→敵地”の難しさ W杯予選で実感「移動はしんどい」「疲労的には…」

南野拓実(左)と遠藤航が移動の難しさに言及【写真:徳原隆元】
南野拓実(左)と遠藤航が移動の難しさに言及【写真:徳原隆元】

16日に大阪でゲーム→21日に中立地サウジアラビアで連戦

 森保一監督率いる日本代表は11月、ホームとアウェー(中立地サウジアラビア)で北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の2試合を戦った。ミャンマーとシリア相手に勝利を飾った日本。敵地ゲームの難しさを、日本代表戦士があらためて語っている。

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 16日にFW上田綺世がハットトリックを達成したミャンマー戦(5-0)を終え、中立地サウジアラビアへと渡った日本は21日にシリアとの対戦を迎えた。上田の2ゴールを含め久保建英のミドル弾、DF菅原由勢とFW細谷真大のA代表初ゴールも決まり5-0の大量得点で2連勝を飾っている。

 一方、サウジアラビアで開催となったシリア戦は日本で放送されず。この件に加え2次予選の在り方にキャプテンMF遠藤航が言及し話題となった。

「本来なら少しでも多くのファン・サポーターに見てもらいたいのが本音だけど、仕方がないというか、そもそも2次予選の形がどうなんだというのもある。こういう試合を実際にファンの人に見てもらった時に楽しんでもらえるのか疑問もある。点が入って楽しいという人もいれば、物足りないという人もいるとなると、この(2次予選の)形がどうなのかというのは選手としても言っていければ。少しでも多くのファンに興味を持ってもらいたいのは事実でもあるので」

 JFA(日本サッカー協会)の公式YouTubeチャンネルで公開されている映像コンテンツ「Team Cam」では、最新回でシリア戦までの道のりについてピックアップ。アウェー戦(海外での代表戦)について遠藤とMF南野拓実があらためて口を開いている。

 シリア戦を前にトレーニングを終えた際の遠藤は「今日もトレーニングしましたけど、いつも以上に身体の重さを感じたりというのはありました。でもそこは割り切ってやるしかないというか。サポートも含めてすごく(さまざまな人たちが)やってくれているので、できる限りの準備をとにかくやっていくしかないのかなとは思います」と移動における身体の負担について実感を語った。

 あとから現れた南野との会話でも「移動はしんどいよね」と投げかけると、南野も同調する。「移動と、アウェーの独特な雰囲気とか。気候とね。経験上、コンディションをどれだけ良く保てるかというのが試合を有利に進めるためのキーにはなってくるのかな」とそれ以外での難しさについても選手目線で明かしている。

 また「今回みたいな(移動)が一番大変ですよね。日本でやってからサウジとかに来るっていうのが」と、遠藤が2連戦に指摘。日本で行った試合の5日後という短いスパンで行う連戦について持論を述べている。

 これについて南野も「気温と時差と…」と再度コンディションに関係する懸念点を挙げつつ「どっちかの国にとどまって2試合できる方が全然、疲労的には…」と、時差の問題もある海外への移動込みでの連戦に、こちらも見解を述べていた。

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