中国代表OBが日本の“進化”に言及 「最も変えるべきフィジカルを変えてみせた」

元中国代表FWマオ・ジャンチン氏が中国と日本の違いに言及
森保一監督率いる日本代表は、6月から国際Aマッチ8連勝を飾るなど、好調をキープしている。“脱亜入欧”などと評価されるなかで、中国代表OBが日本のフィジカル向上にフォーカスしている。中国メディア「網易」が伝えた。
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昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)で2大会連続ベスト16という結果を残した日本は、森保監督が続投。今年3月にはウルグアイに1-1、コロンビアに1-2というスタートだったが、6月のエルサルバドル戦で6-0と大勝したのを皮切りに、9月の欧州遠征ではドイツやトルコといった強豪国を破った。その後も連勝は続き、11月の26年北中米W杯アジア2次予選でも2連勝を飾っている。
中国代表の一員としてアジアカップなどにも出場したFW毛剣卿(マオ・ジャンチン)氏は、中国と日本の違いについて、「中国が他国よりフィジカルが優れていて、より速く、背が高いと考えるような甘い考えはやめよう。かつては日本に対してフィジカルで優勢だったが、徐々に日本人のフィジカルは向上している」と指摘している。
「(ブライトン)三笘薫のプレミアリーグでの活躍を見ても、中国は今、日本に対してフィジカル面でのアドバンテージがない。日本は最も変えるべきところを変えた。でも、まだ核心部分は見せていない。日本が技術だけに頼っていたら、これだけ多くの選手が欧州でプレーできるだろうか。技術だけでは実戦ではなんの価値もない。フィジカルはキャリアを保証する」
マオ・ジャンチン氏は若くから将来を期待されながら、酒などのトラブルが絶えない選手だったが、日本の成長を強く感じているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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