J2昇格逃した松本山雅がクラブ声明「この結果を重く受け止める」 ファンも反応「こんなところにいていいチームじゃない」
「松本山雅をご支援いただいている皆様へ」と題したメッセージを発表
J3松本山雅FCはリーグ第37節を終えて、J2昇格への可能性が潰えた。この結果を受けてクラブは11月27日、「松本山雅をご支援いただいている皆様へ」と題したメッセージをサポーターへ向けて届けている。
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今シーズン、松本山雅はここまでJ3リーグで15勝9分13敗(勝ち点56)の9位。前節カマタマーレ讃岐と一戦を0-0で終えたため、最終節を残して自動昇格圏となる2位以上に食い込むことが叶わなくなった。
27日にクラブは公式サイトで、代表取締役社長である神田文之氏の以下声明を発表している。
「日頃より松本山雅FCに対して熱いご支援を頂き、誠にありがとうございます。昨日の2023明治安田生命J3リーグ第37節の結果を受け、今季のJ2リーグへの昇格は叶わなくなりました。クラブをご支援いただくすべての皆様の期待に応えることが出来ず、深くお詫び申し上げます。また、どのような時にも最後の最後まで一緒に戦い、信じ、心強い後押しをいただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
2023シーズンは、これまでフットボールにおいてクラブが積み上げた歴史を踏まえて、将来的に勝つ確率を高めるべく、攻撃的かつ主体性のあるアグレッシブなスタイルにチャレンジするシーズンと位置付けてスタートしました。どう在りたいか(攻撃的で魅力的なサッカー)を追求し、見ている方にもチャレンジングな戦い方を共感していただき、共闘してもらいたい。そして、サッカーの質に拘るクラブへという新たなチャレンジのスタートの年としておりました。当然ですが、新しいチャレンジをしていくなかで結果にも拘り、J2昇格を掴み取るべく、クラブ一丸で総力を挙げて取り組んできたことは、間違いありません。しかしながら、最終節を残した形でJ2昇格の可能性が潰えてしまう結果となってしまいました。
この結果を重く受け止めると同時に、ホームアルウィンで行われる最終節がまだ残されております。今シーズン、チームとして取り組んできたスタイルと、積み上げてきたチャレンジングな戦い方を体現し、未来につながる戦いを見せるべく、最終節の90分を無駄にすることなく、最後まで取り組みます。松本山雅FCは、多くの方からのご支援や声援で成り立っている市民クラブです。このクラブにとって背番号12・サポーターの存在は唯一無二であり、今までも、そしてこれからも、ともに未来を創る関係性は不変で在りたいと考えています。改めてご支援いただく皆様への感謝の気持ちを胸に最後まで戦う選手の後押しと、松本山雅FCへのご支援を引き続きいただきたく、ここにお願い申し上げます」
ファンからはこの声明に対し「来年も試練の年になりそう」「主力選手中心に慰留頑張ってもらいたい」「多分山雅サポのみんなは攻撃的で魅力的なサッカーよりもガムシャラに走って諦めずに勝ちを目指すサッカーの方が見たいと思う」「こんなところにいていいチームじゃない」「大好きなクラブに変わりはないので応援はします」といった声が寄せられていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)