韓国、世界記録更新の10大会連続五輪出場に自信 ライバル日本と同居も「韓国の勢いは天をつく」と母国指摘

韓国と日本がグループリーグで対戦(写真はA代表)【写真:ロイター】
韓国と日本がグループリーグで対戦(写真はA代表)【写真:ロイター】

日本、韓国、中国、UAEが同居

 来春カタールで開催されるU-23アジアカップのグループ抽選が実施され、グループBは日本、韓国、アラブ首長国連邦(UAE)、中国が同居する“死の組”となった。韓国メディアは日本をライバル視しつつ、「韓国の勢いは天をつく」と自信を覗かせている。

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 来年のパリ五輪出場権を懸けたU-23アジアカップは、16チームが4チームずつ4組に分かれ、グループリーグは総当たり戦。各グループ上位2位までが決勝トーナメントに駒を進め、大会上位3チームに入ればパリ五輪の出場権を獲得し、4位はアフリカ地域代表チームとの大陸間プレーオフへ進出する。

 組分けの結果、グループBにはFIFAランキングでアジア最高位の日本(18位)、同3位の韓国(24位)、同8位のUAE(69位)が同居。FIFAランク79位の中国はアジアで11位と唯一の“トップ10圏外”となったことで、母国メディア上ではすでに諦めムードが漂っている一方、韓国メディアは闘志を燃やしている。

 韓国メディア「SPOTV NEWS」は「韓国、日本とまた対戦…」と見出しを打ち、「対戦相手が決まった。パリ五輪に出場するためには、再び乗り越えなければならない」と取り上げた。

「韓国は自信に満ちている。9大会連続でオリンピックに出場、これは世界最多記録だ。また、ファン・ソンホン監督が率いるU-24韓国代表は今年10月、杭州アジア大会で金メダルを獲得した。当時、決勝で対戦したチームが日本。日本を2-1で下してアジアトップに立った。ただ、昨年のU-23アジアカップではベスト8で日本に0-3と完敗した。当時、イ・ガンインがチームを牽引したが、敗北を防げなかった。最近の韓国の勢いは天をつく。アジア大会の金メダルに続き、11月21日にはパリ五輪の優勝候補に挙げられるフランスを親善試合ながら3-0と破った」

 パリ五輪出場権を巡って激突する日本と韓国の一戦は、従来の“日韓戦”以上に白熱しそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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