スペイン紙が選ぶ「2016年のワースト10」 名手が不名誉な選出、そこに本田や香川の名は…

8位は謎のステップの挙句に失態のザザ

 6位は今季レアル・マドリードからPSGに加入したスペイン代表FWヘセ。レアルの11度目の欧州CL優勝に貢献したアタッカーは2500万ユーロ(約30億円)の移籍金でPSGと5年契約を結んだが、エメリ監督の構想外に。スペイン1部ラス・パルマスに1月移籍する羽目になった。

 7位はマインツからリバプールに加入したGKロリス・カリウス。名将ユルゲン・クロップ監督は不安定な守護神シモーネ・ミニョレの代役として期待されたが、「カリウスは疑問を呈している。特にボーンマス戦で4失点後に」と断罪されている。元イングランド代表で解説者のネビル兄弟が批判を連発し、クロップ監督と戦争状態に陥った。「向上の余地は大いにあるが、今年の終盤は忘れたいものになった」と振り返っている。

 8位はユベントスからウェストハムに期限付き移籍中のイタリア代表FWシモーネ・ザザ。欧州選手権ベスト8のドイツ戦では、名手マヌエル・ノイアー相手のPKで謎の細かすぎるステップの挙句にミスする失態で、イタリア中の怒りを呼んだ。

 失意のストライカーは出場機会を増やすためにプレミアに挑戦するも、新天地ではほぼ戦力外となり、「すでに冬の移籍市場で放出要員に」と悲惨な状況となっている。ナポリとバレンシアガ移籍先候補に浮上している。

 

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