大量退団の岡山湯郷、一転して9人が同日加入! 代表招集歴のある木龍、U-20W杯で活躍の藤田らも
一時は現所属選手が7人となりチーム運営を危ぶむ声が上がった
日本代表MF宮間あやらを筆頭に大量の選手退団が決まり、来季からプレナスなでしこリーグ2部に降格する岡山湯郷Belleは、なでしこジャパン招集経験のあるFW木龍七瀬、そして2012年U-20女子ワールドカップ(W杯)で日本を3位に導いた主力のMF藤田のぞみらの加入を発表した。
チームは今季なでしこリーグ1部で3勝1分14敗の10位に終わり、降格の憂き目に遭った。シーズン途中にはGK福元美穂がINAC神戸に移籍。また宮間らの契約満了が決まり、一時は現所属選手が7人となりチーム運営を危ぶむ声が上がった。
しかし、チームは本日付で木龍や藤田に加え、萩原愛海、島村公美子、守屋栞奈、秦美結、北野梨絵、吉村碧、藤江沙樹と計9人の移籍および新加入内定を伝えている。木龍は2012年と14年のアルガルベカップ、そして14年のAFC女子アジアカップでなでしこジャパンに招集されたストライカーで、日テレベレーザを経て中国でプレーしていた。
また藤田はU-20W杯で中盤のつなぎ役として主力としてプレー。MF猶本光(現・浦和レッズレディース)、FW田中陽子(現・ノジマステラ相模原)らととも3位躍進の原動力となり、“ヤングなでしこ”の名が大きく知れ渡るきっかけとなった。浦和Lでのプレー後、一度は現役を引退したものの松江シティRagazzaで現役復帰し、2017年からは湯郷ベルの一員となる。
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