神戸マタは“Vコレクター”と母国紙注目 日本で初タイトル獲得「たとえ控えでも…」
神戸でJ1初制覇、欧州でも数多のタイトル獲得経験
J1ヴィッセル神戸は11月25日のJ1第33節で名古屋グランパスを2-1で下し、クラブ史上初のリーグ制覇を成し遂げた。元スペイン代表MFフアン・マタが所属していることもあり、スペインメディアでも神戸の優勝が取り上げられている。
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ホームに名古屋を迎えた神戸はMF井出遥也のゴールで前半12分に先制すると、その2分後にFW武藤嘉紀が追加点を挙げた。同30分に得点を許すも、そのまま2-1で勝利した。今季20勝目(8分5敗)で勝点を「68」に伸ばし、クラブ創設29年目で悲願のJ1制覇を成し遂げた。
スペイン紙「AS」は「マタは今も王者」と神戸に所属する元スペイン代表MFマタの存在に触れ、遠く離れた日本のリーグ戦のチャンピオン決定を報じた。
35歳のマタはスペイン1部バレンシアで国王杯、イングランド1部チェルシーでFAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ(EL)、そして同1部マンチェスター・ユナイテッドでFAカップとEL、リーグカップを制した。昨季もトルコ1部ガラタサライでリーグ制覇。スペイン代表としても2010年のワールドカップと12年の欧州選手権で優勝を経験しており、キャリアを通じて数多くのメジャータイトルを獲得してきた。
9月の加入以来、神戸での出場はまだ1試合にとどまっているが、加入1年目で快挙の瞬間に立ち会うことに。AS紙はそんなマタの息の長い活躍について「タイトルコレクターであるマタが、長いタイトルのリストにさらに1つ加えた。たとえ控えだとしても、彼はチームに経験をもたらすことができる」と伝えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)