吉田麻也は「素晴らしいプロフェッショナル」 練習参加で古巣サウサンプトン監督が称賛「グッドガイ」
フィットネス維持のためにサウサンプトンの練習に参加
アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)、LAギャラクシーに所属する日本代表前キャプテンのDF吉田麻也は、オフシーズンを利用して古巣イングランド1部サウサンプトンの練習に参加していた。同クラブを率いるラッセル・マーティン監督は「マヤは本当にグッドガイ」と吉田を称賛している。英メディア「Hampshire Live」が報じた。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
吉田は昨夏にドイツ2部シャルケを退団し、その後にLAをギャラクシーに加入。1年目はMLSで12試合に出場した。
アメリカはすでにシーズンオフに入っており、吉田はフィットネス維持のために古巣サウサンプトンの練習に参加。吉田は2012年から2020年まで8年間サウサンプトンに在籍していた。
サウサンプトンのマーティン監督は吉田の人間性を称賛。実績あるベテランの練習参加に意義があったと話している。
「マヤはグッドガイだ。彼は5、6回練習に参加した。いつでも歓迎する。彼は練習を楽しんでいた。シャープさがあったし、今でもとてもいいプレーをしていた。誰かがクラブに戻ってくるのはいつだって素晴らしいことだし、彼の悪口を言う者は誰もいない。みんな、彼は本当に素晴らしい男、素晴らしいプロフェショナルだと言っていた。フットボールの世界で、『彼は素晴らしい』なんて口にするのは簡単だが、裏ではそうでないなんてことはよくあるころだ。だが、彼は本当にグッドガイだ。とても礼儀正しく、トレーニングにも一生懸命だった」
吉田を称賛していた一方で、マーティン監督はサウサンプトンへの復帰の可能性について「話し合っていない」と語っていた。
「彼はいろいろなことを整理するためにイングランドに戻ってきた。ほかにも行くところがあるのだと思う。彼が移籍の可能性について持ち出すことはなかったし、我々も現状のスカッドに満足している。彼は我々の助けになったし、我々も彼の助けになれていたら嬉しい。選手として戻ってくるには彼はLAギャラクシーでの生活を楽しみすぎていると思う。彼はキャリアの終盤にいるが、まだまだやれるはずだ。幸運を祈っているよ」
吉田はLAギャラクシーと2024年末までの契約を結んでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部)