ヘッドギア装着の横浜FM 角田、相手と頭部で接触 治療長引くも無事プレー続行…新潟DFとハイタッチも

横浜FMの角田涼太朗【写真:徳原隆元】
横浜FMの角田涼太朗【写真:徳原隆元】

横浜FMは新潟とホームで対戦

 横浜F・マリノスは11月24日、J1リーグ第33節でアルビレックス新潟と対戦。どちらも譲らない展開のなか、連覇の可能性を広げるためにも勝利が必要な横浜FMだが、ヘッドギアをつけてプレーするDF角田涼太朗が、相手選手との接触で頭部を打ち、試合が中断する場面があった。

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 攻め込む横浜FMは前半39分に、左サイドでフリーキック(FK)を得るとエウベルが右足で意表を突いたシュートを打つ。これにGK小島亨介が反応してパンチングするが、こぼれ球をFWアンデルソン・ロペスが押し込もうとする。ゴール前に高く上がったボールに対して、角田と新潟のDF新井直人が反応。先に新井がボールをクリアーしたが、そのあとに角田とぶつかってしまった。

 両者はピッチに倒れ込み、試合は中断することに。特に角田はルヴァン杯準決勝の浦和戦で顎を骨折していることからヘッドギアを付けてプレーをしている。2人とも、それぞれのクラブのメディカルの治療を受けたが、新井は先に立ち上がって角田の状況を見守った。角田の治療はやや長引いたがしっかりと立ち上がると、目の前の新潟のゴール裏に向けて無事を伝えるジェスチャーを見せた。新潟のサポーターからも拍手が送られるなか、ゴール前の攻防を繰り広げた新井とタッチを交わして健闘を称えあった。

 優勝に向けてホーム最終戦で勝利が必要な横浜FMだが、前半は新潟の守備を崩しきれずに0-0のままハーフタイムへ。角田と新井の空中戦など、迫力ある攻防が繰り広げられる45分となっているが、どちらが最終節につながる勝ち点3を手にするだろうか。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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