ミラン本田、カンボジア訪問で持ち上げられるも… アジア周辺諸国にも伝わる“ミランでの危機”

ベンチを温めたスーパーカップ後、経営するサッカースクール視察でカンボジアを訪問

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が23日のイタリアスーパーカップ・ユベントスとの延長PK戦に及ぶ死闘でベンチを温めつづけた後、冬季休暇でカンボジアを訪問したことが分かった。地元紙「クメール・タイムズ」が報じている。

 今季リーグ戦先発1試合で出場時間合計87分という本田がオフを利用して向かったのはプノンペンだった。自身の経営するサッカースクールの視察のために、三度目のカンボジア訪問になったという。

 プノンペンとシェムリアップで3日間過ごすと報じられている本田は「アジア史上最高の選手の1人」と記事では持ち上げられているが、カンボジアでもミランでの危機が報じられている。

「彼のミラノでの将来は不透明だ」「イタリアスーパーカップ決勝の宿敵ユベントス戦というミランの最近の試合でも出番がなかった」

 スクール事業に精を出す本田だが、ミランではベンチ要員。来年6月に契約満了となるなか、いまだ契約延長の具体的な話は一切聞こえてこない。本業での苦しさはアジア周辺諸国にも伝わっているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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