韓国は「永遠のライバルと同組」 U-23アジア杯へ警戒…母国指摘のポジティブ要素「杭州で日本と中国を破っている」
韓国は直近のU-21フランス代表との国際親善試合では勝利も挙げた
来春にカタールで開催されるパリ五輪予選も兼ねたU-23アジアカップの組み合わせが発表され、日本(FIFAランキング18位)は韓国、UAE、中国とグループBで同居することが決まった。対戦国の1つである韓国(同24位)のメディアは「ファン・ソンホン監督が同組の日本+中国+UAEを警戒」と、母国指揮官のコメントを紹介している。
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パリ五輪(24年7月26日~8月11)の出場権が懸かるU-23アジアカップは、グループリーグで16チームが4チームずつ4組に振り分けられた。総当たり戦で戦い、各グループ上位2位までが決勝トーナメントに駒を進め、大会上位3チームに入ればパリ五輪の出場権を獲得。4位はアフリカ地域代表チームとの大陸間プレーオフへと進む。
韓国のニュースサイト「エキスポート・ニュース」はファン・ソンホン監督のコメントに注目し、「韓国はUAEと中国、そして“永遠のライバル”日本と一緒のグループに入った。ファン・ソンホン監督は日本+中国+UAEを警戒している」と報じた。
記事によると、ファン・ソンホン監督は組み合わせ発表を受けて「簡単な相手はいないと思っていたが、さらに難しいグループに入り、油断できない相手が揃う」と警戒心を強めたという。「相手は強いチーム揃いですが、我々も負けられない。いい準備をして、いい結果で決勝トーナメントに臨めるように頑張りたい」と意気込みを語っている。
ただ同メディアは、厳しいグループに属するなかで「ポジティブなのはファン・ソンホンが2022年の杭州アジア大会で日本と中国を破っていることだ」と、中国・杭州で行われたアジア競技大会において、日中両国を破った事実を引き合いに出した。日本とは決勝で対戦しており、2-1で勝利した韓国が大会3連覇を達成している。
韓国としては10大会連続での五輪出場を懸けた戦いとなるU-23アジアカップ。ファン・ソンホン監督率いるチームは直近のU-21フランス代表との国際親善試合でも勝利を挙げ、母国の羨望の眼差しも大きい。記事でも「五輪での活躍に期待を高めた」とさらなるポジティブ要素として加えている。自信を付けている韓国相手に、日本はどのような戦いを繰り広げるのだろうか。