日本は「無敵のチーム」、韓国は「歴代最強の戦力」 来年1月のアジア杯を海外展望「どちらがより強いのか」
日本は8連勝中、韓国は5連勝中
森保一監督率いる日本代表は、11月21日にサウジアラビア・ジッダで行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第2戦でシリア代表と対戦し、5-0で快勝した。国際Aマッチ8連勝は、日本代表の歴史において最長タイ。韓国メディアは「アジアの永遠のライバル、韓国vs日本のどちらがより強いだろうか」と、取り上げている。
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日本は前半32分にMF久保建英が豪快な左足ミドルで先制すると、前半のうちにFW上田綺世が2ゴールで追加点。さらに、後半にもDF菅原由勢と久保のトリックフリーキック弾、最後は途中出場のFW細谷真大がA代表初ゴールで締めくくり、5-0でシリアに快勝した。
日本は6月のエルサルバドル戦(6-0)戦から破竹の8連勝。これは27年ぶりの記録で、1970年8月8日~70年12月17日、93年3月14日~1993年5月5日、96年5月26日~96年12月12日と並ぶ最長タイとなった。
一方、韓国も国際Aマッチで5連勝。サウジアラビア、チュニジア、ベトナム、シンガポール、中国相手に計19ゴール、そして無失点と調子を上げている。
韓国の総合ニュースサイト「newsian」は「アジアの永遠のライバル、韓国vs日本のどちらがより強いだろうか」と見出しを打ち、日韓の両国を比較している。
「中国代表のヤンコビッチ監督はホームで韓国に0-3で完敗したあと、『韓国は明日W杯を開催するなら準決勝に進むとしても全くおかしくないほどレベルの高いチームだ』と絶賛した。パク・チソン、ホン・ミョンボ、イ・ウンジェらを擁して韓国サッカー史上初めてW杯ベスト4まで進んだ2002日韓W杯のチームを凌駕する歴代最強の戦力と言える」
一方、日本に関しては「今年3月の国際Aマッチは1分1敗と振るわなかった。南米の強豪ウルグアイに1-1ドロー、コロンビアに1-2と結果は芳しくなかった」としつつ、「しかし、日本は8連勝と無敵のチームになった」と現在の快進撃を評価している。
「韓国と日本は2024年のアジアカップで対戦する可能性が非常に高い。韓国はアジアカップで1960年以来、3度目となる優勝を狙っている。マレーシア、ヨルダン、バーレーンと同じE組に入った。グループ1位通過は当然で、決勝トーナメントでは日本だけでなくオーストラリア、イラン、サウジアラビア、カタールなどと真剣勝負を繰り広げることになる」
韓国はアジアカップ優勝を見据えて、日本を含めたアジアの強豪国を警戒していた。