セビージャのイタリア代表MF、清武のプレーを評価するも「彼にとって言葉の壁は大変」を指摘

今季から加入のバスケスが清武の現状について現地紙に語る

 日本代表MF清武弘嗣は2016-17シーズンからリーガ・エスパニョーラの屈指の強豪、セビージャに加入した。日本人にとって“鬼門”と言われるスペインでの挑戦に注目が集まったが、ここまでは控えという序列にとどまっている。

 そんな清武の現状について、同じく今季から加入したイタリア代表MFフランコ・バスケスが地元紙「エスタディオ・デポルティーボ」に語っている。

 アルゼンチン出身ながらイタリア代表を選んだバスケスは、セリエAパレルモでの実績を買われて今季から加入すると、攻撃的なポジションでホルヘ・サンパオリ監督からの信頼をものにした。

 ここまでリーグ戦出場14試合2得点、うち先発12試合と中軸へと成長した。その一方で、清武は元フランス代表MFサミル・ナスリ加入の影響を受ける形となり、出場試合数は4試合にとどまっている。

 それでもチームメートにとって、清武の評価は決して低くないようだ。「キヨについて確かなことは、出場機会が巡ってくればとてもいいプレーを見せていることだ。彼のパーソナリティも好きだよ」と、バスケスはチーム内でも清武のクオリティが十分であることに触れている。

 

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