日本は「脱亜ではなく世界レベル」 2戦10ゴールの快勝で中国脱帽「今なら韓国相手にも3点差つけられる」
中立地サウジアラビアでの一戦でシリアに5-0で快勝
森保一監督率いる日本代表は、11月21日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第2戦でシリアに5-0で快勝し、今予選2連勝を飾った。
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中立地サウジアラビアで行われたシリアとのアウェーゲームで、日本は前半32分、MF久保建英が左足ミドル弾を突き刺して先制。さらに同37分には、DF伊藤洋輝のクロスをファーサイドでFW伊東純也が折り返し、中央のFW上田綺世が蹴り込んで加点すると、同40分にも伊東のラストパスを上田が押し込んで3-0とリードを広げて前半を終えた。
日本の勢いは衰えず、後半の立ち上がり2分、ゴール正面やや左でフリーキックのチャンスを得ると、助走に入った久保がボールを中央方向に軽く蹴るトリックプレー。そこに走り込んだDF菅原由勢が右足シュートを決め、リードを4点に。同37分には伊東のアシストから途中出場のFW細谷真大がA代表初ゴールをマークし、5-0で圧勝した。
シリアは2018年のロシアW杯予選で、アジア地区のプレーオフに進出するなど決して弱小国ではない。中国代表は過去2大会連続で、W杯アジア予選でシリア代表と対戦して1勝1分2敗と負け越している。そんな難敵をいとも簡単に撃破した日本の強さに、舌を巻いている。
中国版X(旧ツイッター)の「微博(Weibo)」でフォロワー85万人を誇るスポーツ系ブロガー、看球使我快楽(カンチュウシーウォクァイレー)は、「今の日本の実力は、アジアレベルでは“Next level play(次のレベルでプレーしている)”。W杯予選2試合連続で5-0、余裕を持っての戦い。欧州組だけでなく、全員Jリーグの選手でも日本の実力は相当なものだろう」と見解を述べた。
同フォロワー5万人の英語選読君(インユーシュアンドゥジュン)も、「日本が『脱亜入欧』しているという言い方があるが、正確には『入世(世界レベルに入る)』だ」と称賛の声を上げている。
フォロワー86万人のサッカー系ブロガー、真仏系球迷(ジェンフォーシーチュウミー)は、「日本が2試合で決めた10得点すべてにアシストがついている。プレー経験ある人なら、これが難しいことが分かるだろう。今の日本は韓国相手でも3点差つけられる、アジアではダントツだ。それに韓国、オーストラリア、サウジアラビア、イランが続く」との見方を示していた。