「4アシストのイトウ劇場、真なる10番の佇まいなクボ」 日本の圧勝劇にブラジル注目「2023年を締め括った」
久保は1ゴール1アシスト、伊東は4アシストの活躍
日本代表は現地時間11月21日、2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第2戦でシリア代表と対戦し、5-0の快勝を収めた。初戦ミャンマー戦に続く5-0の圧勝劇となったが、ブラジルメディアは「4アシストのジュンヤ・イトウ劇場、真なる10番の佇まいなタケ・クボ」と取り上げ、「8連勝記録に並んで2023年を締め括った」と、日本の快進撃に注目している。
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16日にホームで行われた初戦ミャンマー戦で5-0と快勝した日本は、中立地サウジアラビアで開催されたシリア戦で9人の先発を入れ替えた。前半32分、右サイドでMF伊東純也がマイナス気味のパスを送ると、MF久保建英が左足を一閃。強烈なミドルシュートで先制点を奪った。さらに同37分、DF伊藤洋輝のクロスをファーサイドでFW伊東純也が折り返し、走り込んだFW上田綺世が押し込んで追加点。同40分にも伊東からのパスから上田がゴールネットを揺らした。
さらに後半2分、ペナルティーエリア手前で獲得したフリーキック(FK)の場面で、助走に入った久保が横パスするトリックプレーから、DF菅原由勢が右足を振り抜き、ゴール右に突き刺した。同37分にはFW細谷真大がダメ押しとなる5ゴール目を記録して、ミャンマー戦に引き続きゴールラッシュで勝利を手にした。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「さらなる5-0。日本がシリアを撃破し、8連勝記録に並んで2023年を締め括った」と大々的に報じている。
記事では「4アシストのジュンヤ・イトウ劇場、真なる10番の佇まいなタケ・クボ」と、4アシストを記録した伊東と1ゴール1アシストの久保を筆頭に、日本のパフォーマンスを取り上げ、「シリアはこの中立地でも北朝鮮に辛勝(1-0)で勝利しており、日本に対しても困難な状況を生み出すことを約束していた。しかし、ただの約束に終わった」と、シリアを寄せ付けない日本のワンサイドゲームを振り返っていた。