中立地サウジアラビアでのシリア戦に5-0で快勝

　森保一監督率いる日本代表は11月21日、中立地サウジアラビアで2026年北中米共催ワールドカップ（W杯）アジア2次予選第2戦でシリア代表と対戦し、5-0で勝利した。先発出場したMF久保建英は先制ゴールを挙げ、DF菅原由勢のゴールもアシスト。スペイン紙「AS」は「久保シンフォニー」と見出しを打ち、レポートしている。

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　11月16日に行われた予選初戦のミャンマー戦（5-0）から先発9人を入れ替えたシリア戦で、序盤から攻めた日本だったが、なかなかゴールが奪えなかった。それでも前半32分、右サイドのMF伊東純也のパスを受けた久保がペナルティーエリア外から左足を振り抜き、ミドルシュートをゴールに突き刺した。

　このゴールで勢いづいた日本は、前半のうちにFW上田綺世が2ゴールを加える。後半の立ち上がりに久保の短いフリーキック（FK）から菅原がミドルシュートを決め、最後は途中出場のFW細谷真大がダメ押しのゴールを記録した。

　スペイン紙「AS」では、「日本はシリアを圧倒して、連勝を続けた。今回はW杯に向けた2試合で2連勝し、タケ・クボという素晴らしいリーダーを見つけた。来年1月のアジアカップは、この素晴らしいチームを両手を広げて待っている。レアル・ソシエダのレフティーは、先発出場してシリアのGKが驚くシュートで最初のゴールをエリアの端から決めた」と伝えている。

　また、久保以外にも前半の3ゴールに加え、最後の細谷のゴールもアシストした伊東についても「久保に加えて前半だけで3アシストをした伊東もファンタスティックだった」と加え、文末には「日々、良くなっている日本による、新たな素晴らしい試合だった」と、森保ジャパンの戦いぶりを評価している。