レアル、久保建英の再獲得決断は「時期尚早」 検討再開は「シーズン終了90日前」と専門メディア予測
久保のレアル復帰説は根強い
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の来季去就動向がスペインメディアを中心に注目されている。古巣レアル・マドリードへの復帰説も報じられるなか、レアル側はシーズン終了の3か月前までは様子見する方針を固めたという。レアル専門メディア「Defensa Central」が伝えた。
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ソシエダ在籍2シーズン目の久保は、今季ラ・リーガで12試合に出場して5得点2アシストと突出したパフォーマンスを披露。9月の5試合では4ゴールを叩き出し、イングランド代表MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)ら実力者を抑え、ラ・リーガの9月月間MVPを受賞した。
スペインを席巻するパフォーマンスを受け、欧州名門クラブへの移籍話が浮上。イングランド1部の名門マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、リバプールのほか、スペインでは昨季まで保有権を保持していた古巣レアルからの関心がたびたび報じられている。
レアル専門メディア「Defensa Central」は「フロレンティーノ・ペレス率いるレアル・マドリードの理事会は、タケ・クボの件に関して決断を下した。この日本人アタッカーがレアル・マドリードにフィットすることは分かっているが、彼の再獲得について確固たる決断を下すには、時期尚早だと考えている。そのため、彼らはブレイクを取り、シーズン終了が近づくまで待つことにした。レアル・ソシエダにはチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージを含め、まだ多くの試合が残っている。CLはタケ・クボの成長を確認するためのテストの場になる」と言及した。
記事では、「レアル・マドリードへの復帰の可能性について話し合いが再開されるのは、シーズン終了まで残り90日、コンペティションが最終段階を迎え、期待される選手たちがさらなるパフォーマンスを見せなければならない時期である」と指摘しており。来年3月頃までは様子見にとどまるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)