「シリア最大の敗戦」 日本に一蹴された“大敗劇”に中東メディア驚き「クーペル動揺」
W杯アジア2次予選第2戦、日本がシリアに5-0圧勝
日本代表は現地時間11月21日、2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選第2戦、中立地サウジアラビアで行われたシリアとのアウェーゲームに臨み、5-0で圧勝した。中東メディアは「シリア代表チームで最大の敗戦を喫した」と報じ、森保ジャパン相手に成す術なく敗れた大敗劇に注目している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
中立地サウジアラビアで行われたシリアとのアウェーゲームで、日本は前半32分、MF久保建英が左足ミドル弾を突き刺して先制。さらに同37分には、DF伊藤洋輝のクロスをファーサイドでFW伊東純也が折り返し、中央のFW上田綺世が蹴り込んで加点すると、同40分にも伊東のラストパスを上田が押し込んで3-0とリードを広げ前半を終えた。
日本の勢いは衰えず、後半の立ち上がり2分、ゴール正面やや左サイドでフリーキックのチャンスを得ると、助走に入った久保がボールを中央方向に軽く蹴るトリックプレー。そこに走り込んだDF菅原由勢が右足シュートを決め、リードを4点に。同37分には伊東のアシストから途中出場のFW細谷真大がA代表初ゴールをマークし、5-0で圧勝した。
中東シリアが森保ジャパンに一蹴されたこの試合の敗戦を、中東メディア「shorouknews」は「クーペル動揺…シリアは日本に5点差で負け」と見出しを打ち報道。かつて、スペイン1部バレンシア、イタリア1部インテルなどを指揮したエクトル・ラウル・クーペル監督率いるシリアが成す術なく敗れた事実が伝えられた。
記事では「クーペルは3月に指揮を執って以来、シリア代表チームで最大の敗戦を喫した」と、大量5失点での敗北に注目。中東の地で難なくシリアを一蹴した森保ジャパンの実力が脚光を浴びていた。