4アシスト伊東純也、海外メディア採点「9.7」 シリア戦で驚異的スタッツ記録
W杯アジア2次予選のシリア戦で1試合4アシストと圧巻の活躍を披露
日本代表は現地時間11月21日にサウジアラビアで行われた2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選第2戦でシリア代表を5-0で撃破した。右サイドで先発し、後半途中から左サイドにポジションを移したMF伊東純也は1試合4アシストと圧巻の活躍を披露。データサイト「Sofascore」の選手採点では驚異の9.7点という高評価が与えられた。
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日本は前半32分に伊東のパスを受けたMF久保建英が左足のミドルシュートを突き刺して先制。その5分後には左サイドバックのDF伊藤洋輝のクロスを伊東が折り返し、FW上田綺世が押し込んでリードを広げた。同40分には再び伊東のラストパスから上田が追加点を奪った。
後半開始直後の2分にはフリーキックのチャンスで久保が動かしたボールをDF菅原由勢が蹴り込み、日本はリードを4点に広げた。そして同37分、左サイドにポジションを移した伊東のラストパスから途中出場のFW細谷真大がトドメの5点目を決めた。
16日のミャンマー戦に続く5-0勝利を収めたなかで、一際強烈なインパクトを残したのが1試合4アシストを記録した伊東だ。この11月シリーズは左サイドのキーマンであるMF三笘薫を欠いていたが、右サイドの伊東が日本の攻撃陣を牽引した。
データサイト「Sofascore」による選手採点(10点満点)で、伊東は両チーム通じて単独トップの9.7点が付けられた。4アシストを記録したほか、パス成功率80%(50本中40本成功)、キーパス4本、クロス6本を記録するなどサイドから何度もチャンスを演出していた。
伊東に次ぐのは先制点を含む1得点1アシストの久保で9.1点。トップ下の位置で絶大な存在感を示した。そして3番目に高得点だったのは右サイドバックの菅原で8.1点だった。両チームを通じて8点以上の高得点が付けられたのはこの3選手のみだった。
2026年のW杯に向けたアジア2次予選で順当に連勝スタートを飾った日本。シリア戦では昨年末のカタールW杯にも出場した伊東と久保、そして大会後に台頭してきた菅原が存在感を示していた。